特技は?
「締め切りに遅れないことですかね。これだけは自身あって」
地球最後の日、何をして過ごす?
「自分の描いた漫画をゆっくり読む感じですかね。はい。1巻から」
無人島で暮らす事になったら持っていく物は?
「アシスタントと担当者を連れて、向こうで描きますね」
ここで記者に「全部漫画のことですね」とツッコまれる秋本先生
「申し訳ないけど・・・漫画のことしか考えられない」との事でした。
こち亀を描いているアトリエびーだまは列記とした有限会社で、
アシスタントが出勤してまず最初にやることはタイムカードを押す事!
勤務時間は9時~20時まで。途中12時~13時、17時~18時まで計2時間の食事休みがあります。
先生は決まって5分前に出勤して、12時ピッタリに手を止めて
「お昼にしよう」と声をかけます。
アシスタントの方は外食だけど、先生は奥さんの愛妻弁当^^ 年末には忘年会もあるんです!
残業はほとんどなく、たまった仕事は先生が自宅に持って描くそうです。
両さんを描く時は眉毛から!
「バランスが取りやすいんですよ」
眉毛を最初に描くことで目や鼻などの位置が収まりやすいからだそうです。
警官の写真を参考にしたり、新聞の気になる記事を切り抜いて取っておいてネタにしたり・・・・・
番組では実際に浅草に取材に行きましたよ!質問したり、デジカメで写真撮ったりムービー撮ったり、花やしきのアトラクションも実際に体験してましたw
そして漫画の元となるネームはファミレスでコーヒーを飲みながら9時間で描いてましたよ。
話の展開がマンネリ化して辛い時期もあったそう。そんな時は新キャラを出して方向転換、乗り越えてこれたそうです。連載記録が続いているから止められないわけじゃなく、描きたいから描き、辞める時は辞める、描きたくても描けなくなった時が辞める時だと秋本先生は言う。

取材の写真とアシスタントの下描き

完成原画

そしてこれが実際に週刊少年ジャンプ09年12号に載った
「両さんの浅草ガイドの巻」の1コマです!!
「この歳になっても描き終わった後、面白いのが出来て良かったな、
早く読者に見せたいなって言う気持ちがあるんで、だからそれが一番魅力なのかな」
漫画家として読者の事を考え、それを魅力にしている秋本先生。今回の情熱大陸を見て、「こち亀」に対する価値観が変わりました。風景など細かい部分も確かめて、100%こち亀を楽しもうと思います。麻生総理もこち亀を読んで、その日の体調管理をしているそうですしww 総理が認めた推薦図書ですねw
(読んで笑えたら体調が良く、笑えなかったら体調が悪いそうです)