#06-2 暴かれた真実

CDドラマ・スペシャル機動戦士ガンダム00 アナザーストーリー
MISSION-2306

沙慈もタジタジです＾＾：：

沙慈「・・・ルイス！・・ルイス！しっかりしてルイス！」
ルイス「ん・・沙慈？・・私どうして？」
沙慈「僕たち捕まっているみたいだ」
ルイス「捕まった！？どうして？」

？「自分の胸に手を当ててよく考えてみると良い」

沙慈・ルイス「ウワァァーッ！」
ルイス「誰？！」

？「考えるんだ。ヴァリー・ハレヴィの愛娘、ルイス・ハレヴィ」

沙慈「！ カタギリ先生・・・」
ルイス「どういうこと？どうしてパパのことを」
カタギリ「君の父上は化石燃料輸出量規制監視機構の重鎮。
そういえば、分かるんじゃないかな？」
沙慈「化石燃料の、監視機構？」
ルイス「分かったわ！つまりパパのしていることが気に入らない。そうでしょ？」
カタギリ「うーんその通りだよー
君の父上は自分の立場を利用し、一部の国々に便宜を図って富を築いている。
そのことでどれほどの人々が苦しんでいるか、君には分からないだろーね」
ルイス「でもパパは決められたルールに従ってやっているって！」
カタギリ「うん。確かにそうだねー。・・だがそのルールが間違っているとしたら、どうだい？」
ルイス「そんなの私にもパパにも関係ないことじゃない！
そういうの逆恨みっていうのよ！このちょんまげバーカ！バ～カバ～カ～」
沙慈「ルイス！」
カタギリ「アハハハーッ
君はこの物語で自分がヒロイン的立場であることを認識していないようだねー
人気がなくなってしまうよ？」
ルイス「そんなの知らないわよバーカ！」
カタギリ「まったく口の減らない・・減ったらビックリするけど、な、お嬢さんだ」

沙慈「ルイス！相手を刺激しちゃ駄目だって！」
ルイス「沙慈ィー助けて！」
沙慈「僕も捕まってるってばー」
ルイス「私のことが大切なら助けて～」
沙慈「だから無理だって！」
ルイス「もう！沙慈のバカ！」
沙慈「えぇ～～」

カタギリ「まぁまぁ痴話喧嘩はその辺にしてー」
沙慈「今のどこが痴話喧嘩ですか！？理不尽なこと言われただけです！」
カタギリ「まぁそうかもしれないが、しばらくおとなしくしてくれていた前。なに、危害を及ぼすつもりはないさ。ヴァリー・ハレヴィ氏に僕の要求が通れば、すぐに開放してあげるよー」
ルイス「だったら！早くパパにいうことを聞かせて」
沙慈「えっ？そんなルイス！」
ルイス「だ～って早く家に帰りたいお風呂にも入りたい見たいテレビもあるのー！
早くしてよー早く早くー！はーやーくー！」

カタギリ「沙慈君。真顔で尋ねるが、君は彼女のどこが良くて付き合ってるんだい？」
沙慈「あっいえ、いきなりそんなこと言われても・・・」
ルイス「可愛いからだろ？」
沙慈「えっ？あっはい。そうです」
ルイス「ンフー♪ だって！」
カタギリ「尻に敷かれているのかー」
ルイス「そうなのか沙慈」
沙慈「え・・ と、とんでもない！」
ルイス「ンフー♪ だって！」
カタギリ「んーなるほど恋は盲目ということにしておくよ」

本当に誘拐されてるのかよーと思うくらいワガママなルイスｗ 沙慈も大変ですね～
痴話喧嘩かぁ 確かに千和喧嘩ですねｗｗ