河童のクゥと夏休み DVD途中まで観た

土6アニメ地球へ・・・が放送されてたときに毎週CMが流れていた映画 河童のクゥと夏休みのDVDが通常版、完全生産限定盤コレクターズエディション、完全生産限定盤5000セット限定ぬいぐるみ付の3種類で発売されてました。blu-ray仕様はありません。前々から気になっていた作品なのでセルDVDを買おうかとヤマダに行ったんですが、違うレビューでもお伝えしたようにポイントカードが行方不明となり買う気を失ってしまってレンタルで済ますことにしましたｗ。ポイントカードがないのに気が付くまで未公開映像やら描き下ろしイラスト満載のコレクターズエディションにしようか、可愛いぬいぐるみ付のDVDにしようか迷ってたんです。”5000セット限定”とかコレクター心理をくすぐりますよね。『5000セットだけ・・・なくなったら手に入らない・・・買っておくべきか・・・』とか思っちゃうんですよね。販売側もこれを狙っているんでしょうけど、消費者としてはコレクターズエディションを1000円高くしてぬいぐるみを付けてほしかった。

肝心の内容ですが長編です。90分の作品かと思っていたら現在140分の時点、まだ終わる気配がありません。調べたら218分の作品でした。夏休みに公開された子供向けアニメとしては長いですよね。小さいお子さんとか見ていて飽きたりしなかったんでしょうか、可愛いクゥに見入ってたのかな？さて本編は江戸時代から始まります。クゥのお父さんも勿論カッパ、ある夜、田んぼの埋め立てを考え直してくれというお願いをするためにお侍の前に出て訴えかけたお父さんなんですが、カッパという存在に動揺した侍はお父さんの腕を切り落とした後、切捨て御免しちゃうんです；；　このシーンの血の吹き出しがグロくて子供向けでこれは大丈夫なのか！？と心配になるくらいです。このあと地震が起こり、生き残ったクゥは地割れの割れ目に落ちてしまうんですｗｗ。そして”運よく化石になった”クゥは300年後、こういち少年に発見され、家族と共に生活をすることになるんです。
最初は家族の間だけでの秘密だったんですが、噂が噂を呼び、マスコミを騒がせ、TVに映れることに浮かれてしまった家族はクゥと共にテレビの特番に出演するんですが、これが事件の引き金となってしまうんです。同じくゲスト出演したおじさんが持って来た『カッパは実在する』という自身の表れ、証拠の家宝は何と・・・・・クゥのお父さんの腕だったんですねー。これを見たクゥは泣き出して動揺してテレビ局を飛び出してしまって、その最中、不幸な出来事もあって・・・・・人間から逃げるために東京タワーに登ってしまうんです。すると天から龍が現れて―――と140分間だとここまで。
面白半分で騒ぎ立てる近所の人々や自分たちの利益のため取材に押しかける人、平気でケータイのカメラを向ける人など『身近な人の悪意』を感じ取れる作品です。最初は家族と幸せに暮らせるものかと思ってたんですが・・・残り38分、どんなラストを向かえるのか見届けたいと思います。



あっ、ちなみにこれが5000セット限定のぬいぐるみ
ファン情報だと映画公開中にあったクレーンゲームの景品と見分けが付かないそうですｗ
もしかしたらクレーンゲームの景品そのモノだったりして？在庫処分？；；ｗｗ