#05 限界離脱領域

「一つだけ聞いていいかしら？何故この役目を引き受けたの？」
「決まっています



私にしか出来ないからよ」

相変わらず嫌みったらしい女だ・・・
マリナはデパートのエレベーターガールみたいな服着てるしさｗ

「いいこと沙慈､しっかり勉強してくるのよ
いくら奨学金で行ける研修旅行って言でも旅費は私が出してるんだから」
「ごめんね負担かけて､ルイスがどうしても個室が良いって言うから・・・」



「はぁ～お金持ちのお嬢様って・・・・・」


「私がどうかしましたか？
安心してください お姉様。沙慈君のことは私がしーっかり面倒みますから～」
「そ､そうね。ルイスがいてくれたら安心かな？
沙慈。旅行気分になって羽目を外し過ぎないようにね。ルイスに変なことしちゃダメよ」



「な､何言うんだよ姉さん！」
「アハハ 大丈夫ですよ お姉様～沙慈君に変なことするのは私の方ですから
それに視聴者が望めばいくらでも､私頑張っちゃいますよ？」
「何を頑張るというの・・・やめてちょうだいルイス」



「ぶっちゃけ・・この娘はアンタに合わないと思うんだけど」



「聞こえてますよ。お姉様♪」



「・・・ヒイロじゃない・・・・・」

ルイスと沙慈は研修旅行で人革連の低軌道ステーションに向かうためステーションにいた
そのころ主人公は腹筋の真っ最中ｗｗ



リニアの個室ではしゃぐルイス。沙慈は勉強中なのに；；」

（ウザイなぁ・・・けど可愛いなぁ・・・）
↑
沙慈の心の声ｗ
同じトレインにセルゲイ中佐とソーマ少尉も乗り合わせていた


「そういえば少尉が超人機関に志願した理由を聞いていなかったな」
「志願はしてません。私は超兵計画のために生み出されたデザインベイビーです」

超兵であるソーマは体内にナノマシンを埋め込まれ身体機能を保全し、
宇宙環境での長時間活動を可能にしていた。
そしてこの人体実験に疑問を持っているセルゲイ

「何か。中佐」
「いや・・私は惚れてなどいない」
「は？」



「ようやく着いた。どったのー？」
「疲れたの。君が時間いっぱい連れ回すからー」
「だらしないな～」
「ルイスがタフ何だよ；」

研修の先生と合流した沙慈とルイスは宇宙空間で講義を受ける

「沙慈君。低軌道ステーションが何故必要なのか分かるかい？」
「はい。リング内に磁性流体を流して遠心力を作り
ステーション全体を軌道高度に留めて置く・・・でしたよね」
「ちゃんと勉強はしてるみたいだな」



「ねぇ沙慈ー見てみて！！」
「ん？」

「ダメだってルイス。勝手にそんなところ行っちゃ！」



「これが､地球。」

おっとｗ これはFREEDOMでしたｗｗ



「キレイね・・・」
「うん・・本当に」
「あ、君の方がキレイだよ・・・」
「クサイセリフ言い直さなくて宜しい！」
「ゴ､ゴメン」

落ちたら危ないって言われたのに落ちちゃったルイス
それを助けようとした沙慈も落ちちゃって・・・・・
危うく大気圏突入しちゃうところでした；；ｗ

「やれやれ・・・」

痛み入ります。研修の先生＞＜



「この機体か」
「はい。超兵１号の反応に対応させた機体MSJ-06Ⅱ-SP ティエレンタオツー」



ティエレン ライブ仕様だァァーー！！
アハハｗｗ 手の平で歌って踊る姿を思い浮かべてしまったよｗｗｗ
「ティエレンタオツー・・・私の機体」
「対ガンダムの切り札か」

2日後。アレルヤもリニアで宇宙に向かっていた



「ご旅行ですか？」
「えぇ好きなんですよ。上から地球を見るのが」
「その気持ち分かります。地上はゴタゴタしていますから
ソレスタルビーイングなんて組織も出てきますし」



「・・・ホント嫌だよね
きっとカッコいい男のいる組織なんだろうね」

「何故カッコいい男性がいるんだと？」
「そんなことより僕と一緒に地球を眺めませんか？」
「遠慮しておきます」

研修を終え､自由行動をする沙慈をルイス。と､そこへ
王 瑠美がまた服を変え歩いてきました。



可愛さに目を奪われる沙慈



（あ！あの娘､僕のこと見てた！！）



痛ったァァア～～！！

「よそ見すんな！」
「す､すみません」

この力関係ｗｗｗ

「少尉機体の運動性能を見る。指定されたコースを最大加速で周ってみろ」
「了解しました。中佐」



「最大加速時でルート誤差が0.25しかないとは・・・これが超兵の力



しかし彼女は乙女だ」

セルゲイも何言ってんのォォーーーー！！ｗｗｗ



そのとき！

ギュピーーン！！

機体テスト中のソーマとステーションについたハレルヤは何かを感じ取った！！

「あ､頭が・・・痛い・・・」



「何なんだ この頭痛は！！」

う・・う､うわァァァーーッ！！



「クソッ！どこのどいつだ！！
勝手に俺の中に入ってくるのはァァ！！」

分け方が変わった！！ｗｗｗ
髪の分け方が右から左に！ｗｗ



「・・・アナタは誰？」



「テメェ！殺すぞ！！！」



イヤァアァァアァァァ～～！！

「死ぬのはイヤ！怖い！イヤぁぁ！！」

「大丈夫だステラ！君は死なない！
俺がちゃんと､俺が守るからァァ！！」

「ステラって誰よ！アンタ誰よ！！」


「主人公として ご愁傷様だな」

アレルヤ（ハレルヤ・・）
ハレルヤ（でしゃばるなよ）
アレルヤ（ハレルヤ・・！）

どうもアレルヤは宇宙を漂流した過去があるみたいですね
そしてハレルヤとは一体・・弟か､双子か､2重人格か・・・

気が動転してしまったソーマ少尉は重力ブロックを撃ってしまった
これによって分断してしまったブロックには沙慈とルイスも乗っていたのだった！

「重力ブロックの被害状況を教えろ！」
「あと14分で地球の重力に引き込まれます！」



「何だと！？
救助行動に入る。少尉の機体回収班を出させろ」
「しかしあれだけの質量のものを」
「人命がかかっている！！」



重力ブロックを加速させ､安定軌道に押し上げようとするセルゲイだが
質量が重過ぎてティエレンの推進力ではそれをするのは難しかった



「このままでは私の機体も重力圏に捕らわれてしまう
見捨てるしかないのか､200人以上の人間を！！？
宇宙は何故こうも無慈悲なのだ！！」

諦めかけた時､ガンダムキュリオス登場！！

「アレルヤ！アレルヤ・ハプティズム！何をしているの？
アナタに与えられたミッションは・・・」

王 瑠美からの通信を遮断するアレルヤ



「アナタには分からないさ。宇宙を漂流する者の気持ちなんて」

キュリオスの推進力により限界離脱領域まで0秒になっても大気圏に突入することはなかった

「ソレスタルビーイングが人命救助とは・・・」



「ガンダムの推進力を持ってしても現状維持が限界か！
しかし・・エネルギーが尽きれば地球圏へ！」

「聞こえるか！みんな中央ブロックに集まれ！」

「この声・・ガンダムのパイロットか！？」

「時間がない！早く集まれ！！」

「若い・・男の声・・・」



「ねぇ沙慈。もしかしたら死んじゃうかも知れないから言っておくね」
「ルイス・・・」



「聞こえるかガンダムパイロット。もうすぐ限界離脱領域に入る
ここまでだ。離れろ！」

「フン 出来ないね！ソレスタルビーイングに失敗は許されない
それに・・・」



「私ね。沙慈のことが・・・・・」



「ガンダムマイスターは一人じゃない！！」

そのときブロック連結部が狙撃された！一体どこから？



地上からだった！！！

「発射方向の照準に雲がかかってる・・・
切り裂け刹那！！」



「・・了解」

チャージ カンリョウ！



「狙い撃つぜ！！」
左右のブロックをパージして軽くなったブロックを一気に押し上げるキュリオス！



「上がれェェーー！！」

そして安定軌道までブロックを持っていき領域を離脱するのだった
ガンダム追跡ではなく人命救助を優先させたゼルゲイ中佐は・・・



「・・・私にも恩を感じる気持ちくらいはある」

人革連のパイロットスーツは誰が誰だか分からない；；


「絶望した！人命救助を優先させたアレルヤに絶望した！！」
「ミッションの大幅な修正が必要ね～」
「ミッションを変更し､ロックオン・ストラトスに支持を出したのははアナタだ」
「私はアレルヤ・ハプティズムを助けたわけじゃない。ガンダムを守ったのよ」
「適性にかける者をガンダムに乗せるべきじゃない」

ガンダムに乗る適性とは・・・・・

「アナタはどうなの・・・？」

救助船の中にて



「私たち､あとちょっとで死んじゃってたんだね
実感無いよ・・でも良かった」



「ねぇルイス最後に言おうとしてた言葉って・・何？」
「え？」（・・鈍ッ！）



「教えて」



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「・・・教えない」


－END－

アレルヤとセルゲイがメインの回でした。・・・主人公が空気になっていたのは気の性？ｗ
ソーマのティエレンは何故ピンク？そしてセルゲイ専用機は！
やっぱり大気圏関連の話はハラハラして面白い！

次回 #06 セブンソード（11月10日放送予定）
セブンソードとはエクシアが装備する7つの斬撃武装
●GNソード
小型シールドと折り畳み式の実体剣、小型ビームライフルで構成される右腕の複合武装
●GNロングブレイド
腰にマウントされる大型の実体剣
●GNショートブレイド
腰にマウントされる小型の実体剣
●GNビームサーベル ×2
肩アーマー後部に装備する長刃。実用的な性能を達成したのはガンダムが初
●GNビームダガー ×2
腰部後面に装備する短刃。GNビームサーベル同様、実剣を上回る威力を持つ反面、大気や磁場等の影響によって粒子が減衰・拡散し、本来の威力を発揮出来ない場合もある