『＜物語＞シリーズ セカンドシーズン』第十五話 「囮物語」なでこメドゥーサ其ノ肆

暦『お前はいつもそんな風に僕と話すとき迷惑そうにするんだよな。』

それは違うよ。迷惑そうにしてるんじゃなくて大好きな暦お兄ちゃんと話せてドギマギしてるんだって。話したいことたくさんあるのに、いざ会ってみると何を話したらいいか分からないで戸惑っているんだって。どうして、そういう撫子の気持ちを分かってあげられないんだよ。忍『こんな分からず屋で甘えん坊のガキ、気遣ってやる必要ないわい。』

忍が登場し、また煽ります。罪には罰を。だけど自分の過去と今の撫子を重ね合わせるような台詞もありました。忍が何を考えているのか分かりませんね。もしかしたら同情しているのかもしれません。同情していても『同情なんぞしとらんわ』と言いそうですけど。
撫子『そこに巻きついていたのは、ただの白いシュシュでした。』

この段階ではクチナワさんは存在していませんでした。全て撫子の妄想だったのです。撫子『なんで？なんで忍さんは助けるの？暦お兄ちゃん。』

今、この瞬間に蛇神復活。お札を飲み込んだ撫子自身も神様になりました。扇『神様が復活すれば、封印が解かれれば、きっと撫子ちゃんの願い事なんか簡単に叶えてくれるだろうな。いや本当に。』

北白蛇神社に神様がいないことも、神様が封印されたお札を阿良々木くんが持っていることも、封印が解かれれば神様が願い事を叶えてくれることも、その封印の解き方も、撫子に全て教えたのは忍野扇でした。撫子『暦お兄ちゃんの家の玄関の鍵を内側から開けたのは？』

疑問になっていたことが次々と明かされていきます。
阿良々木家の玄関を壊さずに開けられたのは、単純に撫子が鍵を盗んでいたからでした。
扇ちゃんが元凶ですけど、罪を犯してまで願い事をしようとする撫子の行動力が恐ろしい。忍『してやられたわい。あの姪御気取りに。しかし全ては奴の計らいということか。』

えい！えい！えい！喋ってグサッグサッグサッ！喋ってグサッグサッグサッ！
ここんところ、原作でもシュールでしたけど、SEが入ると際立ちますねぇ。
撫子にまつわる情報を阿良々木くんにリークしたのも扇ちゃんでした＾＾；；撫子『絶対に叶わない恋をし続けるって意味なら、暦お兄ちゃんに死んでてもらう方が、ずっとロマンチックじゃない？』

この子はなにを言っているんでしょうか・・・・・。
阿良々木くんに止めをさそうとしたそのとき、見計らったかのようにケータイに着信が――。ひたぎ『もしもし。戦場ヶ原ひたぎです。』

ガハラさんは取引します。だけど撫子はそれを拒否。ここでガハラさんは殺す順番をアドバイス。およそそんなアドバイスをもらって言うべきじゃない”ありがとう”という感謝の言葉を口にする撫子。ひたぎ『卒業式。』

ガハラさんは神様である撫子にお願いをする。それは殺すのを半年待ってほしいというものだった。
半年後にあるもの、それは卒業式。それを聞いた撫子は馬鹿にしたように笑います。撫子『もしも違う形で出会っていれば、撫子と戦場ヶ原さんは友達になれたかもしれないね。』ひたぎ『いや、それはない。』

ガハラさんバッサリ！(笑)
『千石撫子は神様になりました。』

―予告編―『3月某日、撫子は北白蛇神社の境内にいました。』
『強い決意を持って撫子には待ち構えていてほしいものです――彼らを。』『阿良々木暦。忍野忍。戦場ヶ原ひたぎ。』
『そして、神原さんや羽川さんがいてくれたりしたら最高ですね。』『もっとも、その全員がかりでも――撫子はちっとも、負ける気がしませんけれど。』『そして撫子のこんな決め台詞と共に、最後の戦いが始まれば、それ以上のことはないでしょう。』『ようこそ。暦お兄ちゃん可愛がってあげるね。』
『そしてラブコメの時間です。』『あらゆる意味で最終決戦。』
『カミングスーン、神だけに。』

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何だか続きそうな感じもしますけど「囮物語」はこれにて終了です。Cパートで流れていた「もうそう♡えくすぷれす」のアレンジBGMがカッコ良かった！＜物語＞シリーズの主題歌のアレンジBGMは他にもあるけど、どれもしっとりとしたものが多かった気がします。だけど今回はもうバリバリでしたね！大いに盛り上がっていたと思います！次回が気になる。早く来週になれ！・・・いやいや何度も言うようですが「囮物語」は今回で終わり・・・。次回はみんな大好き総集編！そのあと「鬼物語」。「囮物語」の時系列上の続きは「恋物語」になります。”時系列上の続き”という言葉から導き出される答えは―――。

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