第二十話 描かれたあの日の虹

STAR DRIVER 輝きのタクトのレビューになります。

あらすじ
南十字島の空に虹がかかったある日の事。カタシロは昔を思い出していた。それはヘッドがまだ"トキオ"と名乗り、島にはまだ自分の婚約者・ソラがいた時の事。トキオが描く絵に魅せられたカタシロは、ソラと共に彼と親しくなるが、3人の関係はすぐに壊れ始めていった。

『俺の名前はツナシ・トキオ』
ここここれはやはり、ヘッドがタクトのお父さん！？ゼロ時間に心が囚われていると現実世界の身体は老化しないということなのか？

今回はヘッドとカタシロの過去の話を挟みつつ、物語が進んでいきました。
カタシロとソラという女性は許婚の関係にあるものの、関係は良好とは言えなかった。お互い素直になれなくて自分を偽ってしまっていたんだね。そしてそんな関係の中で昔のヘッド、トキオと知り合い3人は親しくなる。・・・・・これってまるで今のスガタとワコとタクトの関係そのものだよね。タクトは15歳なので少なくとも16年前の話ということになる。

WNMT！！(ワコの寝顔マジ天使)
ワコのほっぺにキスをするスガタ。・・・それを目撃するタクト・・・・・。

やっぱり前回カラオケ店の屋上にいたカラスは第1フェーズの力で人が乗り移っていたものだったのか。その能力を持つバニシングエージのキャメルスターに、にが日死の巫女だということがバレてもまったく動じないケイト。いちゃつくミドリ先生とツバサ君に笑ったｗ

シルシの継承者になりたかったヘッドは理解者を見つけシルシを得ようとした。巫女と王以外のシルシは持ち主の意志によって継承できるそうだ。長い黒髪の少年マキバ・シンゴが入院する病院を訪れて心配そうに見つめるものだから、ヘッドにとって大切な人なのかと思ってた。でも実際は大切な道具だったってわけかよ。何でホモ要素があるのかわからんｗ

タクトを現実世界で負傷させてからゼロ時間での戦いを挑むって、
キャメルスターなかなか策士ですな。悪く言えば卑怯。
そして何とキャメルスターのサイバディは分離型！！3体のサイバディが戦うというのは今回が始めて。タイマンのルールはないんだね。

『あなたは私のことなんて何とも思ってなかったでしょ！？』
カタシロはソラのその言葉を否定し、時計を見せる。中には入っていた自分を写真を見てハッとするソラの表情が良かった。一体そのとき何を思ったのか、予想は付くけどはっきりとは分からない。ソラはトキオの父親に生まれた子供を預けて島を去った。そのとき一緒に時計を預けたということか。今はワコが所持しているわけで、それを見たカタシロは思い違いをしてしまうのだろうか。

『俺のシルシをお前にやろう』
何でシンゴは深い眠りについてしまったんだろう。そしてカタシロの左目が見えない理由も明らかに。未来が見通せる力って決して良いものじゃないね。

今回はドラマと戦闘の割合が丁度良かったように思う。もう20話かぁ・・・日死の巫女編でブーストかかってからここまであっという間に感じる。残り5話となりどう結末へ持っていくのか非常に気になるところ。次回はドーピングで強くなったヘーゲントとの再戦。ドライバーにかなりの負担がかかりそうだ。


おまけ



『よぉ・・・お前は満足か？こんな能力で・・・・・』



『･・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』



『俺は、やだね・・・・・』