ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破 観て来た！

ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破、公開日初回を観て来ました。










ここから先、ネタバレ注意！！










「初めてなんで日本語で」
「胸が苦しい～」
「幸せは～ 歩いてこない だ～から歩いていくんだね～」
「お役目ご苦労さん。仮設5号機」
「どいて！どいて！どいてーー！！」
「メガネ・・・メガネ・・・」
「あなたいい匂いがする・・・・・」
「裏コード ザ・ビースト」
「・・・・・そうやっていじけてたって、何にも楽しいことないよ」

マリ。この娘、新劇場版に必要な存在としてちゃんと活躍しました！


ストーリー概要
・北米支部で捕獲された「第3の使徒」と「ベタニアベース」で戦う「仮設5号機」。「封印監視特化型」とは第3の使徒専用のエヴァだったのです。

・ゲンドウと一緒にユイのお墓参りに行ったシンジ、帰りはミサトの車で。

・水面に触れた部分が雪の結晶のように氷つく細い足を持った第7の使徒、時計の針みたいなのがついている奴。こいつと「S型装備」の「2号機」が戦います。ボーガンでコアを貫いたと思ったらそれはデコイで、形状変化。その後もボーガンを撃ちまくって、最後は「どおおぉりゃーーー！！」とライダーキーーック！
・「第2の少女 式波・アスカ・ラングレー」堂々登場！シンジは足祓いされちゃいます。アスカがつけたレイのあだ名は『えこひいき』、シンジのあだ名は『七光り』

・加持がゲンドウに渡したもの、『アダム』ではなく、「ネブカドネザルの鍵」。形は・・・注射器の頭に魚の骨がくっついてる感じ・・・。『「加持リョウジ首席監察官」、信用に足りる男かね？』

・ミサトの家で暮らすことになったアスカ。お風呂に入ろうとしたらペンペンに驚いて序にあったシンジと同じリアクションをします。見えそうで見えないところはさすが(笑) だけどシンジは見ちゃったのです。『このエッチ！バカッ！変態！信じらんない！』

・加持さんの招待で「日本海洋生態系保存研究機構」の施設に社会科見学に行くシンジ、レイ、アスカ、トウジ、ケンスケ御一行。「赤い水」を青く変える施設で中が水族館のようになっています。シンジたちはセカンドインパクト以前の海の生き物を知らないらしい。ちなみに赤い水の中では生物は生きられません。料理上手のシンジ。みんなでお弁当を食べます。肉が食べれないレイにポットに入ったみそ汁を渡すシンジ。『・・・おいしい』
・ミサトはセカンドインパクトを思い出すので同行していません。嫌いな父親に最後は助けてもらったミサトの過去をシンジに話す加持さん。『僕と同じだ・・・』

・月にある基地「タブハベース」を宇宙船から見るゲンドウと冬月。エヴァ6号機を建造しています。その指の先にいるのはカヲル君。『人？まさかな』。『始めまして。お父さん』

・地球に落下する第8の使徒出現。ジオフロントへの「命中確率99.9999％」です。「N2航空爆雷投射用軌道衛星」でも阻止出来ません。ゲンドウ不在の中、市民を非難させる「特別宣言 D-17」を発令するミサト。しかしそんな宣言をする前にお偉いさんは空を覆いつくすほど大量な数の飛行機でそそくさと非難してます。
・ATフィールド全開で使徒を受け止める作戦を立てるミサト。それは無理だとリツコと口論になるんですが、実行されます。エヴァ3機の配置はミサトの「女のカン」。この地球に落下してきた使徒は大気圏内に入ると形状変化し、TV版のサハクィエルの形になります。中心部には人型のものがいて初号機と腕を酌み交わし押し合いをします。動くコアを零号機が止めて、その隙に2号機がナイフを2本突き立て、ダメ押しのひざ蹴りでとどめ！

・「4号機」「消滅」。

・エヴァ3号機の起動実験が近づく。エヴァの所有は一国で3機までという「バチカン条約 第13条第1項」があるため封印されるエヴァ2号機。

・「偽りの神」ではなく「真のエヴァンゲリオン」を作ろうとしているゼーレ。

・学校の屋上で寝てたシンジ。そしたらパラシュートで極秘入国したマリが落ちてきます。マリの胸に顔があたるシンジ。メガネを探してシンジの匂いを嗅ぐと捨てセリフを残してそそくさと行ってしまいます。

・エレベーターの中で話をするレイとアスカ。『「人形」のクセに！』。『私は人形じゃないわ』。シンジのこと、どう思ってんのと聞かれたレイは『碇君といると、ぽかぽかするの。・・・碇君にもぽかぽかして欲しい』って言うんです。レイと別れたアスカは「それって・・・好きってことじゃん！！」って言います。

・「ダミーシステム」の実験が進む中、「松代第2実験場」で3号機の起動実験が行われようとしてるんですが、この日がちょうどレイがゲンドウと約束したシンジやみんなと食事をする日だったんです・・・。レイはシンジとゲンドウを近づかせようと必死。シンジのためにレイとアスカは料理の練習までしてたんですよ。そしてなんと3号機に乗るのはトウジではなく、アスカ！アスカが3号機に乗ります。トウジはバスケをするシーンでアイスの棒を見て『ハズレかいな』と言うんです。これは3号機のパイロットがトウジではないことを現してる演出かな？

・リツコに頼んでアスカのケータイに留守電を残すレイ。アスカは「守秘回線」でミサトと電話。エントリープラグ内で『そっか私、笑えるんだ』と言ったのも束の間、「侵食タイプ」の第9の使徒に乗っ取られる3号機。人の腕のようなものが生えた3号機に首を絞められるけど、アスカが乗っているから戦えないシンジ。ゲンドウはダミーシステムに操縦を移させ3号機を攻撃します。このときTV版同様、顔を潰し、腕を千切るんですが、さらに喰うんです！最後はエントリープラグを口に加え噛み潰します・・・。このとき挿入歌『今日の日はさようなら』がかかります。アスカが無事でしたが、使徒に精神汚染されている可能性があるから隔離されます。このときマヤがリツコに、『このまま「処理」されるなんてことないですよね？』と聞きます。

怒りに任せてシンジは初号機でネルフ本部を破壊しようとするもそれは阻止される。ゲンドウに呼び出されたシンジはもうエヴァには乗らないと言って、ミサトの部屋からも出て行きます。ミサトは引きとめようとするけど『僕はもう、誰とも笑えません』

・「最強の拒絶タイプ」、第10の使徒ゼルエル登場。ピラピラしていたゼルエルが新劇場版ではヒラヒラしてます。一撃で装甲板を破壊しジオフロントに進入するゼルエル。ピンクのプラグスーツに身を包み2号機に乗って戦うマリ。まったく歯が立たずエヴァに隠された能力『裏コード ザ・ビースト』を発動。それでもTV版より強くなってるゼルエルに勝てず、レイが零号機でデカいミサイルを持って特攻、『ATフィールド全開』。それでもゼルエルのATフィールドは破けず、最後に2号機がATフィールドを食い千切って貫通したミサイルが爆発するんだけどそれでも倒せない。「逃げて2号機の人」と言われ後ろに放り投げられた2号機はシンジがいたシェルターに直撃。そこで「・・・・・・そうやっていじけてたって、何にも楽しいことないよ」と言われ零号機がゼルエルに喰われる惨状を目の当たりにしたシンジはゲンドウの元に向かい『乗らせてください！僕は初号機のパイロット、碇シンジです！！』このときとゲンドウのリアクションがTV版とは違ってたかな。

・零号機を「捕食」して旧劇場版の巨大綾波のような女性の体になったゼルエルがネルフ本部に突入。零号機を取り込んだことで信号がエヴァになったのでセントラルドグマに進入しても自動爆破されなくなっちゃったんです。そこへ初号機の右ストレート！『エヴァ初号機！？シンジ君！』。この編はTV版と同じですね。このあと内臓電源が切れてしまいます。しかし暴走するのではなく、覚醒します。初号機の蛍光緑の部分が赤く光るんです！ゼルエルの攻撃で失った左腕は光の腕となって復元、頭上には天使の輪があります。

・ゼルエルのコアに進入しようと手を伸ばしてレイを救おうとするシンジ。だけどレイは『私が死んでもどうせ代わりはいるもの』と言って手を伸ばしません。そしたらシンジが『来い！」』って叫ぶんですよ！！カッコ良すぎます！こんな積極的な男になったとは・・・。ここでは挿入歌で「翼をください」がかかります。

・覚醒した初号機が引き金で「サード・インパクト」が起ころうとします。ここでエンディングへ。『つづく』が出なかったので『エピローグがあるんじゃないか・・・』って思った人は多いと思う。

・エンディング曲は宇多田ヒカル『Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-』。リミックスだなんて、事前に発表されなかったのも納得がいきますね。

・エピローグはサード・インパクトを起こそうとしている初号機にロンギヌスの槍のようなものが刺さって活動停止。その槍を放ったのは「EVANGELION Mark.6」。パイロットはカヲル君です。『今度こそ君を幸せにしてみせるよ。碇シンジ君』。ということで破もカヲル君が閉めたのでした！！

レイとシンジを取り込んだまま凍結されるエヴァ初号機。
廃棄される要塞都市。幽閉されるネルフ関係者。
ﾄﾞｸﾞﾏへと投下されるｴｳﾞｧ6号機。胎動するｴｳﾞｧ8号機とそのﾊﾟｲﾛｯﾄ。
ついに集う、運命を仕組まれた子供達。
果たして、生きることを望む人々の物語は、どこへ続くのか。

次回
ヱヴァンゲリヲン新劇場版：
Q
～Quickening～

さぁ～て、この次も、サービス、サービスゥ！
―――死亡者0で第3部へ
次回が「Q」とは・・・、「急」と「？(クエッションマーク)」の二つの意味を持っているってことかな。
童謡が挿入歌として使われてるのもかなりインパクトがあった。まぁ書きたいことはたくさんあるんだけどね、一言で言っちゃうと『最高に面白い映画だった』ってこと！。遥かに序を凌駕してます。