BLOOD+ The Last September企画3弾!
―五男カール―
カール服装・変装・形態一覧
ベトナムの女学校『リセ・ドゥ・サンクフレシュ』理事長兼、サンクフレシュ・ファルマシーのベトナム支社長であるカール。ベトナムからの留学生で医学を学んでいたカール、しかし彼には37話で明かされた悲しい過去があった・・・・。
それは17話で小夜に殺されていたことが明かされた二男グレゴリー・エフィモビッチ・ラスプーンの理論『ディーヴァの血が全てを変える』ということの解明実験のための材料、としてだけの存在ということだった。
カールをシュヴァリエになるよう誘惑したのはソロモンであり、『ベトナム人として戦争の中で人はどう生きていけばいいのか?』と考えていたカールの心につけこみシュバリエにさせたのだった。
ディーヴァに愛を求めたが彼は最初から実験材料としての存在 、誰からも見放され孤独な日々を送っていたことが予想できるが1972年12月26日ベトナム戦争クリスマス北爆にて小夜と出会い『彼女は自分と似ている』ということを見い出し、そのとき切断された右腕への『復讐』を叶えることを望む日々が続いた。
37話では『一緒に行こう二人だけの世界へ!』と言い小夜の首に噛み付いて食い破り殺し、自分も血を飲んで死のうとしたが、ソロモンに腕を切断されてひるんだ瞬間小夜の刀に刺し抜かれ、葬られた。
『誰からも見放された』と考えていたカールだが、ソロモンはそんな彼を見ていた。それに気づかなかったカール、彼は最後の最後まで孤独な人生をを生き抜いたのだった。